成田空港周辺の
騒音レベル
について、知りたい。。
こんなお悩みを解決する記事です。
この記事の内容▼
・ 騒音レベル 3つの区域
・ 騒音の数値レベル
・ 防音工事と関係のあるエリア
・ 【参考】 騒音レベルの数値の目安
騒音レベル 3つの区域
成田空港周辺の騒音のレベルには、大きくわけると、
下記の3つのエリア
にわかれています。
第1種地域
第2種地域
第3種地域
騒音区域関係図
https://www.narita-kinoukyouka.jp/img/influence/area2020.pdf
騒音の数値レベル
この区域は、
Lden(Day -evening-night averaged soundlevel)
と呼ばれる数値で分類されています。
夜間の騒音の重みをつけた数値となっており、
この区域が、騒音関係の法律のエリア分けの根拠のひとつになっています。
ちなみに、数値的には、下記のような内容となっています。
第1種地域 62db以上
第2種地域 73db以上
第3種地域 76db以上
法律との関係としては、下記になります。
Lden62dB
引用;地域への影響 https://www.narita-kinoukyouka.jp/influence.html
・ 騒防法 第1種区域(住宅防音工事、空調機機能回復工事等への助成)に対応
・ 騒特法 防止地区(建築物への自己防音構造義務付け)に対応
Lden66dB
・ 騒特法 防止特別地区(住宅、学校等の建築禁止、移転補償、土地の買入れ)に対応
防音工事と関係のあるエリア
防音工事に関係するのは、
Lden62dB
・騒防法 第1種区域(住宅防音工事、空調機機能回復工事等への助成)に対応
になります。
また、防音工事の助成に関しては、このエリアがさらに、下記内容に分かれています。
・ 66デシベル以上73デシベル未満のエリア
・ 62デシベル以上66デシベル未満のエリア
それぞれによって、防音工事の内容が異なってきます。
■66デシベル以上73デシベル未満のエリア
→B工法
・天井と壁の防音工事(減音材使用)
・防音サッシの取り付け
・空気調和機器(冷暖房機・換気扇・レンジフード)の設置補助
62デシベル以上66デシベル未満のエリア
→C工法
・防音サッシの取り付け
・空気調和機器(冷暖房機・換気扇・レンジフード)の設置補助
と
拡充工事
・ 共生財団の拡充工事による「壁・天井部分への減音材施工」
【参考】 騒音レベルの数値の目安
騒音レベルの数値の目安としては、下記資料がわかりやすく説明がなされています。
騒音のレベル的には、近くで乗用車が通る時の音に近いようです。
以上、成田空港周辺の騒音レベル 3つのエリアについての説明でした。