Q&A【成田空港】防音工事は、どのような内容ですか?

【成田空港】防音工事は、どのような内容ですか

成田空港 防音工事

成田空港周辺の
防音工事の内容
について知りたい。

こんなお悩みを解決する記事です。


この記事の内容▼

・防音工事の内容
  住宅の開口部の防音工事
  空調機器の防音工事
  天井と壁の防音工事
  エリアによる工事内容の違い
・空港会社の助成
・共生財団の助成(補助)

成田空港の騒音エリアで、
助成を受けて防音工事を行う場合
の工事内容としては、主に、下記の3つとなります。
・住宅の開口部の防音工事
・空調機器の防音工事
・天井と壁の防音工事

但し、エリアによっては、助成が、その一部のみになる場合があります。

それぞれの内容について下記にみていきましょう。

防音工事の内容

住宅の開口部の防音工事

住宅の開口部としては、
・窓(掃き出し窓を含む)
・出入口(玄関等)

になります。

に関しては、
防音アルミサッシへの交換
となります。

玄関に関しては、
防音玄関ドア
への取り換えとなります。

空調機器の防音工事

空調機器としは、
・エアコン
・レンジフード
・換気扇

となります。

エアコンや換気設備に関しては、居住人数によって、助成される台数の上限があります。

成田空港 防音工事
NAA 住宅防音工事のご案内 https://www.naa.jp/jp/csr/pdf/bouon_kouji.pdf

また、レンジフードについては、「深型タイプ」と「浅型タイプ」が設置できます。
「浅型タイプ」のレンジフードについては、同時給排できない場合は、換気扇を併設します。

「防音工事済み住宅 住まい方ガイド」http://www.narita-kyousei.gr.jp/sumai_guide/img/guide.pdf”>http://www.narita-kyousei.gr.jp/sumai_guide/img/guide.pdf

天井と壁の防音工事

天井の防音工事 は、
軟質遮音シート、グラスウールを防音材料を、天井裏に敷き込む工事
となります。

また、外壁の防音工事については、
・乾式外壁(サイディング等)の場合、外装遮音板や、プリント鋼板を張る
・モルタルの場合、漆喰やモルタルを既定の厚さで塗る

といった内容になります。

エリアによる工事内容の違い

工事内容は、エリアによって、異なってきます。
主な内容としては、下記になります。

空港会社の助成

騒防法第1種区域

66デシベル以上73デシベル未満

 → B工法
   住宅の開口部の防音工事
   空調機器の防音工事
   天井と壁の防音工事

62デシベル以上66デシベル未満の区域

 → C工法
   住宅の開口部の防音工事
   空調機器の防音工事

共生財団の助成(補助)

騒防法第1種区域

 62デシベル以上66デシベル未満の区域(C工法のエリア)

 →拡充工事
   天井と壁の防音工事

隣接地域

 空調機器の防音工事(自己負担5%)

騒特法防止地区、騒特法防止地区に挟まれた谷間地域等

 寝室への内窓設置工事
 (壁・天井へ防音工事が未実施の場合が対象となります)

 内窓については、体感できる施設があります。
 詳細は、下記ページに記載しています。

防音工事の対する助成、補助は、上記の他にも、
・空気調和機器更新工事
・後継者住宅防音工事

・サッシ部品(本体)交換工事
など、いくつかの要件別の助成、補助があります。
いずれの場合も、助成自体は、各ケースの要件や現地調査によって最終的に決まります。

以上、防音工事の内容についての説明でした。

成田空港 防音工事
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