成田空港の
「C滑走路」
について、詳しく知りたい。
こんなお悩みを解決する記事です。
この記事の内容▼
・C滑走路の場所
・滑走路の新設、拡張における騒音について
現在、成田空港には、
A滑走路
B滑走路
があります。
この2つの滑走路に加えて、2029年3月の予定で
C滑走路
が新設される計画になっています。
また同じタイミングで、B滑走路についても、
現在の2,500mから3,500mに延長されることが予定されています。
これらは、成田空港への発着枠が、現在の年間34万回から、年間50万回に増加されることにもとづいての対応になります。
C滑走路の場所
C滑走路の場所としては、下記になります。
画像引用:「滑走路及び空港敷地範囲の具体的な検討」(成田国際空港株式会社)
千葉県の資料は、下記になります。
画像引用: 千葉県 滑走路の具体的な位置
https://www.pref.chiba.lg.jp/kuushin/narita/documents/betsuzupdf.pdf
滑走路の新設、拡張における騒音について
これらの滑走路の新設、拡張における騒音については、概ね、下記の内容となります。
画像引用:地域への影響(成田国際空港株式会社)
上記の数値に基づき、下記エリアが定められています。
Lden62dBのエリア
https://www.narita-kinoukyouka.jp/influence.html
・騒防法 第1種区域(住宅防音工事、空調機機能回復工事等への助成)に対応
・騒特法 防止地区 (建築物への自己防音構造義務付け)
Lden66dBのエリア
・騒特法 防止特別地区(住宅、学校等の建築禁止、移転補償、土地の買入れ)に対応
ですので、今回、あらたに、防音工事の助成になるエリアとしては、
上記の第1種区域の拡張されたエリア
に加えて、
自治体と共生財団が助成する隣接地域のエリア
となります。
以上、成田空港の第3滑走路についての説明でした。